新築戸建て住宅を手掛ける豊栄建設(本社・札幌市中央区)は、札幌市厚別区厚別東5条3丁目24-8ほかで47区画の宅地造成工事を進めている。造成完了は2023年8月10日の予定。(写真は、豊栄建設が進めている47区画の宅地造成)

 造成場所は、国道12号線とJR函館本線の間にある敷地で、以前は畑として利用されていた。土地は個人所有だったが、豊栄建設が2022年10月に取得した。近くには、旧モリショーが1997年10月に竣工させた、地上10階建ての分譲マンション「サーム新さっぽろ(176戸)、「ツルハドラッグ厚別東店」などがある。豊栄建設は、札幌市から開発許可を受けて2022年10月から造成に着手した。開発面積は約2880坪(9504・83㎡)。施工を行っているのは西武建設運輸(本社・函館市)。

 豊栄建設は、「プラチナアベニュー厚別東5-3」として、今年1月から47区画の宅地販売を開始している。1区画は約40坪(133・20㎡)~約61坪(201・36㎡)、価格は2400万円~2640万円。同社と土地売買契約後、3ヵ月以内に同社と住宅の建築請負契約締結が必要となる建築条件付き。

「プラチナアベニュー」は、豊栄建設が2015年から取り組んでいる大型分譲地。宅地の造成と街並みの創生で、同社の特徴となっている土地価格を可能にしている。これまでに9区画から最大150区画までの実績があり、150区画となった新発寒の物件は、「プラチナタウン新発寒」として販売した。


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