ホーマック「スーパーデポ発寒追分通店」建設急ピッチ、先行オープンしたLIXILビバ「スーパービバホーム手稲富丘店」との正面対決

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 ホーマック(本社・札幌市)が建設中の大型ホームセンター「スーパーデポ発寒追分通店」(札幌市西区発寒9条14丁目)が5月オープン向けて準備を急いでいる。3月初旬現在ではほぼ外観が整い、建設作業は最終工程に入っているものとみられる。同店の1㌔強離れた国道5号線沿いにはLIXILビバ(本社・埼玉県上尾市)の大型ホームセンター「スーパービバホーム手稲富丘店」がオープンしたばかり。札幌市西部で大型ホームセンター競争が激しくなりそうだ。(写真は、外観が整った『スーパーデポ発寒追分通店』)
 
 ホーマックが建設を進めている「スーパーデポ発寒追分通店」は、建物設置者が土地所有者の丸高水産で敷地面積は1万3529㎡、建築面積8145㎡。1階は7946㎡、2階は6765㎡で延床面積1万4711㎡。店舗部分の面積は1万2347㎡となっている。駐車場は平面で収容台数は343台。
 
 同社の店舗フォーマットの「スーパーデポ」は、商圏人口15万人を想定した店舗面積1万㎡級の大型ホームセンターで専門分野強化型の店舗。業務用やプロ用の需要を積極的に取り入れ、資材や専門工具も豊富に揃えているのが特長。
 
 3月初旬の建設現場は、ほぼ外観が整い『ホーマックスーパーデポ』の看板も完成している。オープンまで2ヵ月の間に急ピッチで工事を進めるものとみられる。
 
 この大型店から直線距離で1㌔強西南の手稲区富丘には3月1日に「スーパービバホーム手稲富丘店」がオープンしたばかり。こちらの店舗面積は約1万6400㎡で駐車台数も830台。家庭用品、ペット用品、インテリア、照明器具、ガーデン用品から工具、建築資材、住宅設備と一般からプロまであらゆる住生活スタイルをサポートする次世代ホームセンターと位置付ける戦略的店舗。
 
 ホーマックの「スーパーデポ発寒追分通店」と商圏が重なるため、同店がオープンすれば激しい顧客の争奪戦が展開されることになりそう。なお、ホーマックは4月下旬のオープンを目指して札幌市の東部に位置する厚別区に大型ホームセンター「スーパーデポ厚別店」(厚別東5条1丁目)の建設も進めている。

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