千歳市北信濃867-1のフランスベッド北海道工場跡地を利用して、「千歳市北信濃複合商業施設」が建設される。ホームセンターとスーパーマーケットが核店舗になり、専門店や飲食店なども集積する。北海道地域商業活性化に関する条例の特定小売事業新設届け出で、明らかになった。2024年2月以降のオープンを予定している。(画像は、千歳市北信濃複合商業施設の周辺図)
「千歳市北信濃複合商業施設」は、国道36号線と中央大通に挟まれた約1万7335坪(約5万7206㎡)の敷地を利用して建設する。ホームセンター(約2517坪=約8323㎡)とスーパーマーケット(約1121坪=3706㎡)を核に、専門店4棟、飲食・美容室棟、クリニック棟の計8棟を集積させる。店舗の延べ床面積合計は約6459坪(2万1317㎡)、店舗面積の合計は約6008坪(約1万9828㎡)。
商圏は、千歳市と恵庭市の一部で半径3㎞を想定、集客予定数は、1日当たり約1万1000人。建築基準法の確認申請は2023年5月に、大規模小売店舗立地法の新設届け出は同年6月に行う予定。土地はフランスベッド(本社・東京都千代田区)が所有しており、リース会社が土地を賃借して建物を建設を行うリースバック形式で、整備される見通し。近隣にはDCM(本社・東京都品川区)のホームセンターの「DCM富士店」(千歳市富士4丁目1-4)があるが、同店は2002年12月にオープンして築20年を超えているため、移転の可能性がある。また、スーパーマーケットは、ダイイチ(本社・帯広市)が出店する見通しだが、同社は「未定」(広報)としている。