北電興業、札幌・大通公園に面した土地で9階建て事務所ビル建設

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 札幌市中央区大通西6丁目の時間貸し駐車場「エナパーク大通西6」の敷地を利用して、北電興業(本社・札幌市中央区)が、事務所と店舗の複合ビルを建設する。(写真は、北電興業が事務所ビル建設を計画している土地)

 建設場所は、大通公園に面した北大通で、利便性のある立地条件だったため、土地の有効活用が取り沙汰されていたが、10年来時間貸し駐車場として利用されていた。今回、インフレ傾向が強まり、景気後退が懸念されるタイミングにも関わらず土地所有者の北電興業は、有効活用に踏み切った。

 敷地面積約255坪(842・43㎡)のうち、建築面積として約207坪(685・90㎡)を利用して、鉄筋コンクリート造、地上9階建ての建物を建設する。用途は、事務所と店舗で、延べ床面積は約1703坪(5621㎡)、建物の高さは37・350m。建物の設計は、札幌日総建(札幌市中央区)、監理、施工は未定。

 プロジェクトの名称は仮称「大通西6事務所ビル」。予定地の北側のビルは、1988年1月に竣工した8階建て「大通西6ビル」。所有者はセントラルリーシングシステム(本社・札幌市中央区)で、1999年12月に取得している。

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