低価格で、他のスーパーやドラッグストアでは置いていない商品が多い「業務スーパー」が、旭川市内2店舗目を出店する。「業務スーパー」は、2022年12月15日に札幌市内で「屯田店」(北区)を出店しており、今回の店舗で北海道内29店舗目となる。(北海道でも着々と新規出店を進めている「業務スーパー」=写真)
「業務スーパー」は、フランチャイザーの神戸物産(本社・兵庫県神戸市)が国内外の協力工場で製造したオリジナル加工食品などを、フランチャイジーの各店舗で販売する製販一体型のスーパー。EDLP(エブリデイ・ロー・プライス)がコンセプトになっているスーパー。
旭川市内2店舗目となる「業務スーパー」は、旭川市緑町に出店する予定で、詳細な住所地などは明らかになっていない。ただ、オープンまで日数が限られているため、居抜き出店とみられ、2022年8月に移転のため閉店した旧「ツルハドラッグ緑町店」後が有力。
店舗をFC(フランチャイズ)運営するのは、三ッ輪商会(本社・釧路市)。同社は、建材・石油製品卸などを手掛けているが、事業多角化の一環として神戸物産とFC契約を締結、2021年8月5日に「釧路昭和店」(釧路市)、2022年10月31日に「北見小泉店」(北見市)をオープンさせており、旭川市内の店舗はFC3店舗目となる。
なお、旭川市内ではケヒコ(本社・横浜市神奈川区)が2018年2月15日に「旭神店」(旭神3条5丁目2-3)をオープンさせており、市内では2店舗目となる。北海道で、最も価格競争が激しいとされる旭川市内で、さらに価格競争が激しくなりそうだ。現在の道内の業務スーパーは、次の通り。▷札幌市12店舗▷苫小牧市3店舗▷函館市2店舗▷北見市2店舗▷岩見沢市1店舗▷恵庭市1店舗▷北広島市1店舗▷小樽市1店舗▷帯広市1店舗▷旭川市1店舗▷釧路市1店舗▷千歳市1店舗▷北斗市1店舗
※2023年1月4日記事一部修正しました。「釧路中央店」→「釧路昭和店」。お詫びして訂正いたします。