朝食戦争に王手?「ラビスタ」函館に2棟目「函館ベイANNEX」2023年春開業

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 共立メンテナンス(本社・東京都千代田区)のグループ会社、共立リゾート(同・同)は、2023年春に「ラビスタ函館ベイANNEX」(函館市大手町5-23)を開業する。函館市内2棟目のラビスタで、2棟を合わせて400室を超える規模になる。(写真は、2023年春にオープンする「ラビスタ函館ベイANNEX」)

「ラビスタ函館ベイANNEX」は、開港通り沿いに立地しており、時間貸し駐車場として利用されていた土地に建設された。上層階の天然温泉の大浴場からは函館山が眼前に広がり、世界三大夜景を眼下に見ることができる。客室数は74室。建物は既に完成しており、来春オープンに向け準備を進めている。

 共立リゾートは、2007年に「ラビスタ大雪山」(上川郡東川町)を開業させて北海道に進出。2008年に「ラビスタ函館ベイ」(函館市豊川町12-6)、2015年に「ラビスタ阿寒川」(釧路市阿寒町)を開業、2022年11月3日には、和の湯宿として定山渓温泉に「定山渓ゆらく草庵」(札幌市南区)をオープンさせている。

「ラビスタ函館ベイ」は、函館朝食戦争の火付け役とも言われ、朝食バイキングのクオリティが高いことで知られる。客室数は335室。今度の「ANNEX」について同ホテルから約300m離れている。正式リリースがまだ行われていないが、同様に朝食で他ホテルとの差別化を進めることになりそう。

 客室数は「ラビスタ大雪山」が85室、「ラビスタ阿寒川」が64室だが、函館地区は2棟合わせて409室に増える。なお、道内では2007年に開業した「ラビスタ釧路川」(釧路市、225室)、2020年に開業した「ラビスタ富良野ヒルズ」(富良野市、180室)も展開しているが、こちらは共立メンテナンスがドーミーイン事業として運営しており、共立リゾートの運営と切り離されている。

 

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