大和ハウス工業(本社・大阪市北区)が旭川市1条7丁目で建設中の、旭川初のタワーマンション「プレミスト旭川ザ・タワー」の内覧会が、10月27日に行われた。平和通買物公園に面した商業ビル、旧エクス跡地に建設中の高層マンションで、販売受け付け前から800件以上の問い合わせが寄せられている。(写真は、モデルルームのリビング・ダイニング。窓からは旭川の街並みと大雪山系の山並みが遠望できる)
「プレミスト旭川ザ・タワー」は鉄筋コンクリート造、地下1階、地上25階建て、高さ90m、旭川初のタワーマンション。1、2階が店舗、3階以上がマンション。マンションは1LDK(49・38㎡)~4LDK(156・45㎡)の全27タイプ151戸。価格は未定だが、3000万円台から1億円超まで。2階のオーナーズ・ラウンジ(1戸)やゲストルーム(2戸)、18階のスカイビュー・ラウンジ(1戸)には、カンディハウス(旭川)の高級家具を使用する。
内覧会場となったモデルルームのマンションサロン(宮下通10丁目1018)は、18階の2LDKの仕様で、納戸、ウォークインクローゼットが付いたタイプ(約100㎡)。完成すると18階からは旭川の街並みと大雪山系の山並みが遠望できる。
これまで問い合わせは約800件で、旭川市と近郊町からが約50%、それ以外の道内からが約20%、道外が約30%の比率。平和通買物公園に面し、JR旭川駅から徒歩4分で「イオンモール旭川駅前」など商業施設や公共施設、医療機関にも近く、冬期間、雪の懸念もない。「50歳代以上、2人世帯に関する問い合わせが、最も多い」と大和ハウス北海道マンション事業部は話す。
10月29日にマンションサロンがオープンし、12月3日から、第1期販売の受け付けが始まる。敷地面積約647坪(2138・24㎡)、建築面積約524坪(1729・45㎡)、延べ床面積約6599坪(2万1777・02㎡)、設計、監理は旭川1・7設計共同企業体(三井住友建設・街制作室・柴滝設計事務所)、施工は三井住友建設(本社・東京都中央区)。2022年1月に着工、2025年3月に竣工、入居開始の予定。
(写真は、40分の1サイズのプレミスト旭川ザ・タワー完成模型)