帯広の福原、地元の梶尾花園からフラワー事業を譲受

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 アークス(本社・札幌市中央区)グループの福原(同・帯広市)は、帯広市内の梶尾花園からフラワー事業を譲り受ける。福原は、100%子会社梶尾フラワーを2022年10月に新設、同月17日に梶尾花園との間で事業譲渡契約を締結、同年12月1日に譲り受ける。(写真は、帯広市内の福原本社)

 梶尾花園は、1949年4月に帯広市内で創業、1977年11月に改組、設立された。フラワー事業、不動産業、造園業を行っており、資本金1000万円、2022年3月期の売上高は3億5200万円。福原は、そのうちフラワー事業は1億8300万円。冠婚葬祭向けが中心で、福原の一部店舗内で生花店も展開している。

 福原が新たに設立する梶尾フラワーは、福原100%出資で資本金800万円、代表者は福原・福原郁治社長が兼務する。決算期は2月末。福原は、梶尾花園が十勝地区で70年以上にわたり蓄積してきたフラワー販売のノウハウを承継、活用して、フラワー事業を強化する。梶尾花園は、不動産業、造園業に経営資源を集中する。

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