旧ローソンの後ろに新ローソン、札幌豊平1条店の珍しい新旧入れ替え

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「旧ローソンの後ろに新ローソン」――コンビニエンスストア、ローソンの珍しい建て替え工事が札幌市豊平区で行われている。既に後ろの新店舗は完成しており、現在は前にある旧店舗の取り壊し作業が進んでいる。(写真は、ローソン札幌豊平1条店の旧店舗解体工事。後ろには新店舗が完成している)

 この店舗は、ローソン札幌豊平1条店(豊平区豊平1条8丁目2-4)。東北通沿いにある店舗で老朽化のため、今年5月初めから新店舗の建設が始まった。建設場所は、現店舗の後方。たまたま後ろの土地が更地だったからかどうかは不明だが、現店舗を営業しながら新店舗を建設できるメリットは大きい。新店舗の建築主はE・ライズ(札幌市中央区)、設計、監理は大和リース(本社・大阪市中央区)札幌支店(札幌市東区)一級建築士事務所、施工は大和リース札幌支店。工期は2022年5月9日から同年8月23日。

 ローソン店舗の新旧入れ替えのため、8月16日から旧店舗は休業して解体工事中。休業期間は9月6日(火)までとなっており、翌7日(水)に新店舗オープンとなる見込み。コンビニは、オープンから20年以上という店舗も多くなっており、建て替え時期に入っている。新店舗は駐車場面積を広く取るようになっており、よほど大きな敷地でない限り、移転して新築というケースが多い。ローソン札幌豊平1条店は後ろに新店舗を建設したため、現店舗跡地が駐車場として利用でき、駐車台数も現店舗の倍に当たる20台程度に増えそう。

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