マックスバリュ北海道の山尾啓一社長が２９日心不全で死去した。６０歳。山尾社長は、大学を卒業後の１９７７年４月にジャスコ（現イオン）入社、２００３年２月にイオンマックスバリュ事業本部東海事業部長、０４年５月マックスバリュ東海取締役、０６年５月同社常務を経て０９年４月にマックスバリュ北海道社長に就任していた。喪主は長男の佳弘氏。（写真は死去した山尾啓一氏）
通夜、告別式は近親者のみで行う。また、札幌市内で後日お別れ会を予定している。
山尾社長の死去に伴い、代表者不在の間は定款の定めにより代行者は取締役の出戸信成氏となる。
山尾社長は、マックスバリュ北海道社長に就任して以降、現場主義を貫き、個店の強化に努め、ディスカウント業態のザ・ビッグを導入したりマックスバリュ店舗のリニューアルを相次いで実行、業績向上に弾みをつけていた。また、１１月初旬には新規店舗として滝川本町店のオープンを控えていた。
同社の社員は、「突然の訃報で大変驚いている。思い半ばの死去に言葉がありません」と語った。
※２０１２年１０月３１日一部修正
