ヤマダデンキ(本社・群馬県高崎市)は、10月31日で「テックランド恵庭店」(恵庭市北柏木町2丁目16-18)を閉店させたが、店頭には店内改装のため臨時休業と張り紙がしてある。果たして閉店なのか、業態変更を伴うリニューアルなのか。(写真は、「テックランド恵庭店」)
ヤマダデンキが、「テックランド恵庭店」をオープンさせたのは、2013年11月15日。江別恵庭線沿いにあり、店舗面積約は603坪(約1990㎡)。大型店が多いヤマダデンキの「テックランド」としては、中型サイズの小商圏対応型。その「恵庭店」について、ヤマダデンキは、自社ホームページの店舗・WEBチラシ欄の閉店情報に、10月31日に閉店させたことを告知している。しかし、同店の店頭には閉店を知らせる告知はなく、「お知らせ」として《誠に勝手ながら11月1日から11月18日 店内改装のため臨時休業とさせて頂きます》と綴られた張り紙があるだけ。
ヤマダデンキは、全国的に「テックランド」の業態変更を進めており、北海道でも「恵庭店」を除く36店舗中で、「テックランド」は26店舗、「家電住まいる館YAMADA」が5店舗、「ヤマダアウトレット」が3店舗、「Tecc LIFE SELECT」が1店舗という状況になっている。「テックランド恵庭店」は、商業集積している国道36号線沿いとは離れた“ポツンと一軒の家電量販店”の様相を呈している。「閉店」なのか、「業態変更」なのか、残り1週間、買い物客のもやもやが続く。