生活協同組合コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は、きょう11日午前9時に「やまはな店」(同市中央区南22条西10丁目1-1)をオープンさせる。同組合の中央区山鼻地区の店舗として20数年ぶりの出店となり、同地区周辺の組合員の買い物需要に応えていく。なお、「コープさっぽろ」108店舗目になり、11月末には「無印良品」も出店、都市型コープのモデル店舗として運営していく。(写真は、11日にオープンする「コープさっぽろやまはな店」)
「やまはな店」では、生鮮素材を活用した「大惣菜化プロジェクト」の商品やデリカコーナーを中心に、すぐ食べられる商品の充実を図り、新商品も多数揃える。スイーツの独自ブランド「トヨヒコ」の各種も提供する。また、地域の人たちが気軽に利用でき、集まることができる店舗を目指して、コープさっぽろの店舗としては4店舗目、札幌市内の店舗としては3店舗目となる「トドックステーション」も併設する(一般開放は11月末)。
「トドックステーション」は、地域の人たちが集える交流施設として、2016年5月に宅配拠点の「札幌中央センター」にオープンして以降、現在は全道18センター内、3店舗内に設置、多くの親子連れなどに利用されている。「やまはな店」を加えることで、地域コミュニティづくりを後押しする。敷地面積は約1127坪(約3721㎡)、鉄骨造2階建て、1階にコープ店舗、2階には無印良品が11月末にオープンする予定。延べ床面積は約1057坪(約3490㎡)。営業時間は、9時~22時。駐車台数は49台。
コープさっぽろの小林和博・執行役員店舗本部長は、「コープっぽろ店舗の最新モデルが集約されている中型店舗で、商圏の買い物傾向に合わせて松坂牛や高級ワインなどクオリティの良い商品も品揃え、他のコープ店舗には置いていない商品も販売します。また、11月末には『無印良品』もオープンしますので、魅力的な都市型店舗としてご利用いただきたい」と話している。
(写真は、いずれも「やまはな店」の店内=コープさっぽろ提供)