「コメダ珈琲店」が道東展開強化、2022年3月帯広、7月北見に出店

経済総合

 コメダホールディングス(HD、本社・名古屋市東区)の子会社、コメダ(同・同)が展開する「珈琲所コメダ珈琲店」が2022年、帯広と北見に出店する。帯広には3月、北見には7月に出店予定で、札幌圏以外にも店舗網が広がる。(写真は、「コメダ珈琲店」の店頭看板)

 帯広と北見でコメダ珈琲店をFC(フランチャイズ)運営するのは、旭川第一興商(本社・旭川市)。同社は、業務用カラオケの賃貸販売、アミューズメント施設「遊ランド」などの運営を行っている。3月に出店する「帯広西3条通店」(仮称)は、帯広市西3条南9丁目1-5の旧帯広経済センタービル跡地を利用して建設中の店舗棟に入る予定。7月に出店する「北見夕陽ヶ丘店」(仮称)は、北見市美芳町2丁目6-33に位置し、2020年7月に閉店した「ステーキ宮北見夕陽ヶ丘店」跡に出店する。

「コメダ珈琲店」は、誰もが寛げる「街のリビングルーム」がコンセプトで、こだわりの珈琲や人気のシロノワール(ふんわり焼いたデニッシュパンにたっぷりのソフトクリームをトッピングしたもの)などを提供。国内896店舗(2021年8月末)を展開しており、北海道には2016年8月に進出、現在は札幌市10店舗のほか江別市、苫小牧市、函館市、北斗市、釧路郡釧路町に各1店舗の計15店舗を展開している。

 道東地区では、「コメダ珈琲店イオン釧路店」(釧路町)が今年2月26日にオープンした。帯広、北見に進出することで、道東地区の店舗網が充実する。なお、旭川には不動産賃貸業や駐車場経営を行っているトーテム旭川(本社・旭川市)が、2022年3月に「コメダ珈琲店旭川買物公園通り店」(1条7丁目43、アッシュビル1階)をオープンさせることになっている。

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