太陽グループ(本社・札幌市中央区)は、パチンコ店の「パーラー太陽篠路店」(同市北区篠路4条1丁目1-6)の営業を10月10日(日)で終了する。同社は8月31日に「パーラー太陽末広店」(旭川市)を閉店しており、今年2店舗目の閉店になる。(写真は、10月10日で閉店する「パーラー太陽篠路店」)
「パーラー太陽篠路店」は、石狩街道沿いに1996年12月に開店、今年が25年目。パチンコ270台、パチスロ138台の店舗だったが、「営業上の総合的な判断の結果、閉店を決めた」(太陽グループ)としている。土地建物とも自社物件。
太陽グループによると、「多くの店舗がそうだが、『篠路店』も地域の賑わいを創出するために出店した経緯がある。閉店後の利活用については未定だが、引き続き地域の賑わいを創出できるような活用策を検討したい」と話す。
太陽グループは、1997年に同店に近い北区西茨戸2-85に「太陽グループ少年野球場」を開設。2004年には少年野球専用球場2面を増設するなど、地域貢献活動に積極的。同店閉店後も、こうした施設と相乗効果が継続して期待できる利用を検討していく。
太陽グループは、2020年から営業上の判断で、「パーラー太陽」の閉店を進めている。2020年は、2月2日に「モイワ店」(札幌市中央区)、4月21日に「美幌店」(網走郡美幌町)、5月17日に「宮の沢店」(札幌市西区)、6月7日に「上磯店」(北斗市)、9月13日に「稲積公園店」(札幌市手稲区)、10月11日に「厚別中央店」(同市厚別区)の6店舗を閉店。今年の閉店は2店舗目で、これによって「パーラー太陽」は、札幌市内13店舗を含む全27店舗になる。