パスタ専門店「ジョリーパスタ」を展開するゼンショーホールディングス(HD、本社・東京都港区)傘下のジョリーパスタ(同・同)は、北見市と釧路郡釧路町に店舗進出する。「ジョリーパスタ」は現在、道内に6店舗を展開しており、「帯広西店」(帯広市)に加えて道東3店舗になる。(写真は、「ジョリーパスタ札幌発寒店」)
「ジョリーパスタ」は、本場イタリアの味から日本人好みの味まで、50種類を超えるバリエーションのパスタを用意しているほか、冷製パスタやスープパスタなど季節ごとの特別メニューも提供している。
ジョリーパスタは、サンデーサンとして1971年9月に山口県徳山市(現周南市)で創業、83年9月に東京都世田谷区で「ジョリーパスタ」1号店を出店した。その後、90年12月に広島証券取引所に上場、2000年3月には東京証券取引所2部上場、07年3月にゼンショーグループ入り、13年8月にジョリーパスタに社名変更、17年8月にゼンショーHDとの株式交換で完全子会社になった。
北海道の進出は、19年に入ってからで、同年9月に「イオン江別店」(江別市)の駐車場敷地内に「江別店」を、同じゼンショーHDグループの「はま寿司」とジョイント出店したのが最初。その後、同年10月に「札幌本町店」(札幌市東区)と「小樽築港店」(小樽市、「はま寿司」とジョイント出店)、20年1月に「旭川永山店」(旭川市)、同年2月に「帯広西店」(帯広市)、同年10月に「札幌発寒店」(札幌市西区)を出店してきた。
それから1年ぶりとなる今年10月下旬に「北見店」、11月中旬に「釧路店」を出店することになった。「北見店」は、北見市常盤町3丁目3ー23の国道39号線沿い、「釧路店」は釧路町桂5丁目2-3の川北通沿い。いずれも新規路面店での出店になる。
パスタ専門店全国チェーンでは、「洋麺屋五右衛門」が札幌市内5店舗、「鎌倉パスタ」が札幌、旭川、北広島に計4店舗、「カプリチョーザ」が小樽と苫小牧に計2店舗出店しており、「ジョリーパスタ」は今度の2店舗で計8店舗となり、他チェーンを引き離す。