トヨタレンタリース札幌(本社・札幌市中央区)は、一般社団法人洞爺湖温泉観光協会、萬世閣(虻田郡洞爺湖町)と連携、きょう9月10日から洞爺湖温泉街でカーシェアリング(トヨタシェア)を開始する。北海道の温泉街でのカーシェアリングは初導入となる。(写真は、トヨタシェアに利用される「ヤリス」と「洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラス」=トヨタレンタリース札幌提供)
洞爺湖温泉観光協会と洞爺湖町は、町内を運行する公共バスやコミュニティバス、スクールバスの位置情報をWebサイトやデジタルサイネージ上に表示する可視化事業などMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス=交通手段を一つのサービス上に統合してより便利な移動を実現する仕組み)の実証実験を昨年度実施、町民の交通系への関心が高まっている。
今回、トヨタレンタリース札幌は萬世閣が運営している「洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラス」の駐車場に「トヨタヤリス」の車両を配置。その車両を使って、「トヨタシェア」を洞爺湖温泉街で実施することによって、町民の二次交通をサポート、洞爺湖町の利便性向上に貢献することにした。
「トヨタシェア」は、専用アプリによる会員向けサービスで、15分200円から利用可能。スマートフォンで予約、利用(施錠、解錠)、精算まで可能。定期的に車の清掃を実施、清潔で綺麗な車両を提供する。サービス期間は、21年9月10日から22年3月31日(木)まで。料金は、6時間3800円、12時間5300円、24時間6800円。