クリプトン・フューチャー・メディア(本社・札幌市中央区)は15日、シーニックバイウェイ北海道推進協議会(事務局・北海道開発局)と、包括的連携と協力に関する協定を締結した。道内各地の魅力を情報発信、北海道の地域活性化を推進する。(写真は、包括的連携協定の締結式。左から、シーニックバイウェイ北海道推進協議会会長・岩田圭剛氏、クリプトン・フューチャー・メディア代表取締役・伊藤博之氏、北海道開発局長・橋本幸氏=クリプトン社提供)
クリプトン社では、自社で取り組んでいるローカルプロジェクト「Domingo(ドミンゴ)」の一環として、2020年8月末から北海道開発局と連携を開始。プロジェクト名を冠する無料のスマートフォンアプリや公式WEBサイトを通して、シーニックバイウェイ北海道の活動や各ルートの魅力について定期的に発信してきた。今回の包括連携協定は、こうした取り組みをさらに拡充・強化するためのもので、クリプトン社ならではの映像制作等のクリエイティブな発想や技術を利用、道外にも広く知られているキャラクターを生かしたシーニックバイウェイ北海道の広報、啓発に取り組んでいく。
この日、札幌第一合同庁舎で行われた締結式には、シーニックバイウェイ北海道推進協議会会長の岩田圭剛氏(札幌商工会議所会頭、岩田地崎建設社長)、北海道開発局長の橋本幸氏、クリプトン社代表取締役の伊藤博之氏が出席。岩田氏と伊藤氏が協定書に署名した後、Domingo企画部部長を務めるクリプトンのキャラクター「ラビット・ユキネ」(北海道を応援するキャラクター『雪ミク』のペットキャラクター)が協定締結の意気込みを描いたパネルを3人が手にして記念撮影が行われた。
※シーニックバイウェイ北海道…地域に暮らす人が主体となり、企業や行政と手を繋ぎ個性的で活力ある地域づくり、景観づくり、魅力ある観光空間づくりを進める取り組みで2005年よりスタート。景観・シーンの形容詞「シーニック」と脇道、寄り道の「バイウェイ」を組み合わせた言葉。現在、道内に「萌えるオロロンルート」、「十勝平野・山麓ルート」など13の指定ルートがある。