イオン北海道(本社・札幌市白石区)が3日に専門店街をリフレッシュオープンさせた「ザ・ビッグ豊平店」(札幌市豊平区豊平4条9丁目3—1)の客数が、好調に伸びている。以前に比べて10%の客数増となっており、リフレッシュ効果が表れている。(写真は、駄菓子屋「たぬきの星」など新しいテナントが入った「ザ・ビッグ豊平店」の専門店街=許可を受けて撮影)
「ザ・ビッグ豊平店」は、イオン北海道が所有運営している商業施設「リペア豊平」の核店舗。「ツルハドラッグ豊平4条店」、「100円ショップダイソー ザ・ビッグ豊平店」、「西松屋ザ・ビッグ豊平店」のほか、専門店街と飲食、歯科クリニックなどが集積している。
専門店街には、靴専門店の「アスビーファム豊平店」やアパレル専門店などが入っていたが5月に閉店。代わって駄菓子屋「たぬきの星」、韓国専門商店「イルソイルソ」、レディース・雑貨「ZAKANAKA」、レディース「ラ・モード ファムシック」、買取専門店「大吉」がそれぞれオープンした。
「たぬきの星」は、昔懐かしい駄菓子を600点以上揃え、1個単位から購入可能なほか、『鬼滅の刃』、『呪術廻戦』などのガチャガチャをはじめ、札幌ではまだ数点しか設置していない「プレミアムガチャポン」も用意した。市内3店舗目。
また、「ZAKANAKA」は、アドヴェンチャーホールディングス(本社・福岡市東区)のグループ会社、ZAKANAKA(同・同)が全国に出店しているレディースアパレル、雑貨の専門店で道内12店舗目。同社は「地球文化屋」も展開している。
「ザ・ビッグ豊平店」は、今年4月末に専門店街に入っていた焼きたてパンの「ボストンベイク豊平店」を売り場内に移転させ、店舗面積を約20坪増やした。さらに、今回の専門店街リフレッシュによって、子ども連れなど来店客の年齢層も広がり、集客力が一段と高まった。隣接する「東光ストア豊平店」に比べて専門店の厚みが増した。