元日ハム選手の田中賢介氏が札幌・西岡で小学校と幼保連携型認定こども園を開設へ

道内大学・教育

 プロ野球北海道日本ハムファイターズで活躍した田中賢介氏が理事長を務める学校法人田中学園と社会福祉法人田中学園福祉会が、札幌市豊平区西岡の札幌大学周辺にある2つの学校建設を進めている。「田中学園立命館慶祥小学校」と「幼保連携型こりっつ認定こども園」で、文教施設の集積が進みそうだ。
(写真は、改修工事が始まっている「田中学園立命館慶祥小学校」=上と建設工事中の「幼保連携型こりっつ認定こども園」)

「田中学園立命館慶祥小学校」は、田中学園と立命館大学を運営する学校法人立命館が提携して開設する。開設場所は、西岡中央通沿いの西岡1条7丁目205ー3で、北海道銀行研修センターを経て札大研修センター・体育館だった建物を改修して利用する。土地建物は、2020年8月に学校法人札幌大学からレガロ(札幌市豊平区)に売却されている。

 改修工事の設計、監理は日比野設計事務所(神奈川県厚木市)、施工は宮坂建設工業(本社・帯広市)の札幌支社(札幌市北区)。工期は20年10月19日から21年4月30日。21年6月に北海道に認可申請、同年秋に願書を受け付け年末に入学試験を行い、22年4月に開校する予定。児童数は1学年50人で計300人。

 この小学校と背中合わせの西岡1条7丁目205ー79ほかで建設が進んでいるのが、「幼保連携型こりっつ認定こども園」。傾斜地の形状を変更するため札幌市の開発許可を受けて20年9月から工事が始まっている。開発面積は約770坪(2541・72㎡)。

 運営するのは田中学園福祉会(札幌市手稲区)で、「あすかぜ保育園」(同)に次ぐ施設運営となる。建物の設計、監理は荒川建築設計事務所(札幌市北区)、施工は宮坂建設工業札幌支社。こちらは「田中学園立命館慶祥小学校」より1年早い21年6月に、105人の園児定員で開設予定となっている。

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