ツルハ(本社・札幌市東区)が、札幌・江別で「ツルハドラッグ」を3店舗連続オープンさせる。あす11月12日(木)は札幌市豊平区の「豊平5条店」(豊平5条2丁目3ー7)と江別市の「大麻中央店」(大麻南樹町1ー3)、26日(木)は札幌市北区の「新川3条店」(新川3条3丁目1ー12)。コロナ禍の中でも新規出店や建て替えを継続する。
(写真は、上から12日にオープンする「ツルハドラッグ豊平5条店」と「ツルハドラッグ大麻中央店」、26日にオープンする「ツルハドラッグ新川3条店」)
「豊平5条店」は南7条米里通沿いにあった医療法人豊和会「豊和会札幌金谷病院」跡地を利用して建設した。建築主は、慶プランニング(旭川市)でツルハが賃借して営業する。同社は、3年前まで近隣で「ツルハドラッグ豊平橋店」(豊平4条2丁目6ー10)を展開していたが、金谷病院の閉院後に閉店、今回はこの地域での復活出店になる。
「大麻中央店」は、2番通り沿いで葵グループ(本部・東京都千代田区)の社会福祉法人葵新生会(同・広島県東広島市)が運営している介護老人保健施設「葵の園・江別」の東隣接地。葵新生会所有していた土地をアルファ都市設計(本社・札幌市中央区)が取得して店舗を建設、ツルハが賃借して営業する。
近隣にある「大麻店」(大麻東町14ー5)は、12日から12月8日(火)まで調剤薬局スペースを拡大するため店内改装を行う。ただし、改装期間中も調剤部門は営業を継続する。
「新川3条店」は、既存店舗の移転建て替え。現店舗は新川3条3丁目3ー23にあるが、老朽化と店舗狭隘化のため100mほど離れた新川3条3丁目1ー12にあった「フラワーテニスクラブ」の屋外コート跡に移転する。店舗の建築主は、北海道リース(本社・札幌市中央区)でツルハが賃借して営業する。既存の「新川3条店」は、11月25日(水)午後10時で閉店する。
ツルハは、コロナ禍でも出店意欲が衰えない。8月には移転新築を含めて2店舗、9月は3店舗、10月は1店舗、11月は前記3店舗を含めて4店舗の出店になる。