T&Dホールディングス(本社・東京都千代田区)の子会社、大同生命保険(大阪本社・大阪市西区、東京本社・東京都中央区)は、新型コロナウイルスの感染拡大で遅れていた「大同生命札幌ビル商業施設miredo(ミレド)」の開業を6月18日(木)に決めた。当初は4月24日開業だったが、およそ2ヵ月遅れで新しい生活様式に対応した営業を開始する。(写真は、ようやく全面開業する「大同生命札幌ビル」)
大同生命札幌ビルは、札幌市中央区北3条西3丁目の旧社屋と隣接ビルを解体して新しく建設、今年3月10日に竣工した。地下1階、地上14階建て、延べ床面積は約7242坪(2万3901・33㎡)。オフィスは3~14階で既に稼働しているが、地下1階から2階までの商業施設のオープンは、新型コロナウイルスの感染抑止のための、緊急事態宣言に基づく特定警戒都道府県の指定などで遅れていた。
緊急事態宣言解除を受けて、大同生命はテナントスタツフの検温やマスク着用、席の間隔を開ける配置、対面レジにシールド設置など感染拡大防止策を講じた上で6月18日の開業を決めた。
飲食店舗は13店舗で、地下1階には道内初出店のブーランジェリーの「BOUL’ANGE」、札幌市内2店舗目の「Soup Stock Tokyo」、回転寿司「根室花まる」、ミシュランの星付きの和食シェフがプロデュースするそば・うどんの立ち食い・立ち飲みの「蕎麦一味」など5テナント。1階は、道内初出店の「山本のハンバーグ」、札幌のエルムガーデンが手掛ける「天ぷら弥平」、台湾料理・点心・甘味の「台湾食堂Formosa~福爾摩沙」、クラフトビールの「月と太陽BREWING」など5テナント。2階には道内初進出のアメリカンハンバーガー「J.S.BURGER CAFÉ」、スープカレーの「Soup curry Suage4」などの3テナント。「スターバックスコーヒー」は地下1階と2階に出店、同一ビルに2店舗というデュアルで登場する。
13店舗のうち11店舗がテイクアウトでの商品提供も行い、新しい生活様式に対応する。なお、商業施設名の「miredo」は、住所が北3西3にあることから、日本語の3(ミ)、アイヌ語の3(レ)、北海道の(ド)をミックスして命名された。