イオン北海道は16日、小型食品スーパー「まいばすけっと」の1号店として札幌市中央区に「南5条西10丁目店」をオープンした。店舗面積はコンビニ並みの約200㎡。野菜や肉、魚など生鮮食品を充実させ、イオンのPB(ブライベートブランド)トップバリュのグローサリー商品なども揃えている。買い物客からは「普通のスーパーだ」という声が上がっていた。(写真は、オープンした「まいばすけっと」南5条西10丁目店)
「南5条西10丁目店」は、中央区の石山通沿いに面した店舗。営業時間は、午前7時から午後11時。この日は、特別なセレモニーを行わずに午前7時にオープン。折り込みチラシもしなかったため、通行人がもの珍しげに店内に入っていく姿が多く見られた。
店舗面積はコンビニ並みだが、メイン通路の幅が広く、店内ではカートを使うこともできる。
オープン記念特別価格品としてこの日は、ホクリョウのたまご屋さんのミックスサイズ10個入り98円、佐賀県産いちご1パック298円などが用意され、17日には福岡県産ほうれん草1袋78円、ヤマサ昆布醤油塩分カット1ℓ128円、18日は香川県産レタス1玉98円、デルモンテトマトケチャップ500g98円(いずれも税込、数量限定)が用意されている。
野菜、精肉、魚など生鮮食品が充実しているほか、弁当類など日配品、コメ、アルコール飲料、ペットフードなどが揃えられている。レジは2台。
イオン北海道では「まいばすけっと」を小型食品スーパーの実験と位置づけ、3月末までに南13西22にもう1店をオープンさせ3店舗目も立地選定中。「3店舗を実験店舗として客層や商売が可能な立地なのかを検証していきたい。このため、売り上げの具体的目標は設定していない」(広報)としている。