「あべ養鶏場えっぐぷりん」、JR札幌駅東口に初の直営店舗12月20日オープン

経済総合

 札幌を中心にイタリア料理店「クッチーナ」などを展開しているイーストン(本社・札幌市北区)のグループ会社、あべ養鶏場(上川郡下川町)は、20日に初の直営店舗「あべ養鶏場えっぐぷりん」をJR札幌駅構内にオープンさせる。同養鶏場の「えっぐぷりん」は今年の夏、旭川市最大の食イベント「北の恵み 食べマルシェ」で2000個を完売するなど人気のプリンとして知られている。(写真は、12月20日にJR札幌駅東口にオープンする「あべ養鶏場えっぐぷりん」の出店場所)

 出店場所はJR札幌駅東改札口の北側出入り口付近で、今年4月15日に閉店した小樽の老舗洋菓子店「あまとう」の「あまとうby kiosk札幌駅北口店」の後継店舗として出店する。この場所は、同店閉店後に一時期、カプセルトイの売り場になっていたが、今回、「あべ養鶏場」の店舗になる。

「あべ養鶏場えっぐぷりん」は、夏と冬の気温差60℃を生かした環境と独自の飼料によって育てられた鶏が生む卵、「下川六〇酵素卵」を原料にして道内産牛乳、生クリーム、甜菜糖、それに宗谷の塩を使って今年7月から販売を開始したぷりん。卵の甘さが味わえるようにカラメルソースを使わず、卵と牛乳の旨味がマッチした濃厚な深みのある味に仕上がっている。

 初の直営店舗では、このプリンを1個90g、税込み410円で販売するほか、直営店限定で抹茶味、チーズ味、白いコーヒー味もラインナップする。その他、「下川六〇酵素卵」、この卵を下川町の五味温泉の温泉水で半熟にし、地元産ウッドチップで燻らした「下川六〇燻製卵」も販売する。営業時間は平日午前9時~午後8時、金土は午後9時まで。オープン記念として20日から22日まで1人でプリン3個以上を買うと「下川六〇酵素卵」1パック6個入りをプレゼントする。各日とも先着100人まで。

 イーストンは、1986年にすすきのにオープンさせた「アルズ・バー」から事業を開始、91年に「クッチーナ」、2003年に焼鳥業態の「いただきコッコちゃん」の展開を開始した。現在は、札幌に22店舗、仙台9店舗、首都圏に11店舗を展開している。

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