北海道経済産業局は2019年9月の「北海道百貨店・スーパー販売動向」、「北海道コンビニエンスストア販売動向」、「北海道専門量販店販売動向」をまとめた。(写真は、丸井今井札幌本店大通館)
9月は、10月の消費増税の駆け込み需要が軽減税率適用外の非食品分野で発生した。百貨店・スーパー販売額は812億8800万円で、前年同月比は全店ベース9・0%増、既存店ベース8・1%増となった。百貨店の販売額は174億3100万円で前年同月比は全店ベース26・5%増、既存店ベース30・0%増となった。
衣料品は61億2600万円で全店ベース30・4%増、既存店ベース34・1%増、身の回り品は19億1500万円で全店ベース35・7%増、既存店ベース39・0%増、飲食料品も44億6600万円で全店ベース6・2%増、既存店ベース8・9%増だった。
スーパーの販売額は638億5600万円で、前年同月比は全店ベース5・0%増、既存店ベース3・3%増となった。衣料品は37億3600万円で全店ベース28・1%増、既存店ベース29・3%増、身の回り品は8億700万円で全店ベース22・4%増、既存店ベース23・2%増、飲食料品は487億1200万円で全店ベース0・6%増、既存店ベース0・8%減だった。
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コンビニエンスストア販売額及びサービス売上高は495億円で、前年同月比1・2%増となった。総店舗数は3016店舗で前年同月との増加率は0・2%。
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専門量販店のうち家電大型専門店販売額は184億300万円で前年同月比53・3%増、ドラッグストア販売額は248億3000万円で同11・8%増、ホームセンター販売額は125億5000万円で同6・7%増となった。
家電大型専門店は8月も前年同月比24・5%増で、2ヵ月連続駆け込み需要が発生した。ドラッグストアもこれまで4~6%台の伸びだったが、9月は大きく伸長した。ホームセンターは通常ベース7の伸び率にとどまり駆け込み需要は少なかったようだ。
店舗数は、家電大型専門店が前年と同じ91店舗、ドラッグストアは前年同月比2・3%増の699店舗、ホームセンターは1・4%増の212店舗になった。詳細は、こちら>>