ツルハ(本社・札幌市東区)は、札幌市西区発寒13条4丁目13ー85の「ツルハドラッグ発寒13条店」を10月17日にオープンさせる。既存の「発寒13条店」の老朽化により隣接地に建て替えたもので、どこか懐かしさの漂った第一世代の「TsuruhaDrug」から最新フォーマットの「ツルハドラッグ」店舗に切り替わる。
(写真は、「TsuruhaDrug」のロゴが使われていた旧発寒13条店=上と「ツルハドラッグ」のロゴに切り替わった新しい発寒13条店)
出店場所は昨年10月に自己破産した北星実業(札幌市東区)のパチンコ・パチスロホール「パーラー大黒天」の「発寒店」跡地。下手稲通とJR発寒中央駅から北に延びる駅前通が交差する西南角地。店舗の建築主は土地を所有している有限会社清栄(札幌市西区)でツルハが建物を賃借する。
新店舗は、「セブンーイレブン札幌発寒13条4丁目店」を挟んだところにある既存店舗の建て替え。既存店舗は、三角屋根で看板の鶴のマークのイラストや「TsuruhaDrug」の店舗サインが昭和感を漂わせていた。新店舗は、鶴がデフォルメされた看板でカタカナの「ツルハドラッグ」の店舗サインの採用など見慣れたフォーマットの店舗になる。
第一世代とも言える「TsuruhaDrug」の看板を掲げているツルハの店舗は、札幌市内でもほとんど見かけなくなった。英語表記を採用していた時代のツルハと現在のツルハの業容には格段の違いがある。旧店舗が放っていたノスタルジックな空気感は得難いものだった。店舗の新陳代謝にも小さな物語がある。