ダイイチ2019年9月売上高96・1%、胆振東部地震反動減

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 食品スーパーダイイチ(本社・帯広市)の2019年9月度売上高前年比が2日、開示された。それによると昨年の北海道胆振東部地震後の買い物需要増加の反動減で既存店売上高は、前年同月比96・1%になった。19年9月期の通期売上高は、既存店ベースで前期比100・3%と微増だった。(写真は、「ダイイチ発寒中央駅前店」)

 同社はこの1年間、新規出店や閉店がなかったため全店売上高と既存店売上高が同じ。昨年9月は胆振東部地震による停電などにより飲食料品需要が大きく伸びた経緯がある。今年はその反動が予想されていたが、同社の既存店売上高は同96・1%と想定内の減り幅だったようだ。
 
 部門別の売上高前年比は次の通り。
■青果 95・9%
■水産 97・5%
■畜産 94・6%
■惣菜 98・2%
■デイリー 95・5%
■一般食品 97・1%
■日用雑貨 99・8%
■その他 82・1%
 客数は同95・9%、客単価は同100・2%になった。

 19年9月期の通期の部門別売上高前期比は次の通り。
■青果 100・8%
■水産 97・9%
■畜産 100・3%
■惣菜 99・5%
■デイリー 101・1%
■一般食品 101・1%
■日用雑貨 101・4%
■その他 94・5%

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