アークス(本社・札幌市中央区)子会社のラルズ(同・同)は、石狩市と「災害時における生活物資の供給等に関する協定」を9月27日に締結した。(写真は、協定の締結式。左から石狩市・加藤龍幸市長、ラルズ・猫宮一久社長=アークス提供)
ラルズは、石狩市新港西2丁目に「ラルズ東光生鮮流通センター」を稼働させているが、同センターが1989年の開設から30年の節目になることから、石狩市に貢献する目的で災害時物資支援協定を締結することにした。
27日、石狩市役所でラルズの猫宮一久社長と加藤龍幸市長が出席して協定を締結した。内容は①石狩市はラルズに対し災害時等における生活物資等の供給について協力を要請できる②石狩市はラルズに対し同社が所有する店舗敷地内(ビッグハウス花川店駐車場)を一時避難所として利用することについて協力を要請できるーーなど。
ラルズが道内自治体とこうした災害時の物資供給協定を締結するのは、石狩郡当別町、苫小牧市に次いで3例目。