札幌証券取引所は4日、取引開始前の午前8時45分から恒例の大発会を行った。今年のゲストは、北海道コンサドーレ札幌の宮澤裕樹キャプテンと進藤亮佑選手で、2人は札証の鐘を鳴らし新年の取引開始を祝った。※動画はこちらの画像↓をクリックしてご覧ください
(写真は、札証大発会で鐘を鳴らしたコンサドーレ札幌の宮澤裕樹キャプテン=左と進藤亮佑選手)
大発会には、札証会員の証券会社関係者や金融機関関係者、札証上場会社のトップなど約60人が出席した。小池善明札証理事長は、「今年は、平成最後の年であり30年ぶりに元号が変わる年でもある。道内証券市場では、企業の資本政策への関心と上場意欲の高まりを受け新たな会員証券会社の参入もあり、今年も上場企業が出てくることを期待している」と挨拶。
続けて、昨シーズンJ14位と過去最高の成績を収めた北海道コンサドーレ札幌で2016年からキャプテンを務めている宮澤選手、15年にユースからトップチームに入団し18年はリーグ戦全試合出場した進藤選手が登壇して挨拶。
宮澤選手は、「昨シーズンの最終戦で勝てば2位だったが残念な結果になった。その悔しさを今シーズンにぶつけ3位以内、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)出場という目標に向かってチーム一丸となって頑張りたい」と話した。
また、進藤選手は、「まだ4位にふさわしいチームにはなりきれていない。今年はさらに厳しいシーズンになるので、危機感をもってシーズンに臨みたい。北海道唯一のサッカーチームを応援していただき、皆さんと一緒に戦っていきたい」と述べた。
大発会では、毎年ゲストが札証の鐘を打鐘するのが恒例となっており、2人は昨年8月に新調した3代目の“札証の鐘”を勢いよく鳴らし今年1年の商いの活況とコンサドーレの優勝への進撃を祈った。