サツドラHD子会社が沖縄で地域マーケティングの合弁設立

流通

 サツドラホールティングス(HD、本社・札幌市北区)のグループ会社リージョナルマーケティング(同・同)は、沖縄県のインターネットベンチャー、琉球インタラクティブ(同・宜野湾市)と合弁で「リージョナルマーケティング琉球」(同・同)を10月29日付で設立した。(写真は、サツドラHD本社)

 リージョナルマーケティングは、地域共通ポイントカード「EZOCA(エゾカ)」の運営や電子マネー決済サービス「EZOマネー」の企画、発行、運営、インバウンド向け決済サービス「WeChatPay」の運営などを行っており、ブルーチップ(本社・東京都中央区)も20%出資している。

 琉球インタラクティブは、2009年2月に設立されたインターネットベンチャーで、インターネットサービス事業や次世代人材育成事業などを行っている。リージョナルマーケティングが有する地域マーケティング事業のノウハウと琉球インタラクティブが有する沖縄でのネットワーク、マーケティングソリューションを活かして沖縄で地域マーケティング事業を展開する。当面は、沖縄でのモバイル決済サービスの導入支援、地域共通ポイントプログラムの共同開発を進める。

 新会社「リージョナルマーケティング琉球」は、資本金1000万円で出資比率は、琉球インタラクティブ60%、リージョナルマーケティング40%。サツドラHDの富山浩樹社長は、「東京一極集中ではない地域創生モデルづくりに大きな可能性を感じている。今回、沖縄最大級のコミュニティメディア『おきなわLikes』を展開するなど強いインターネットドメインを持ち、広いネットワークがある琉球インタラクティブと新たな地域の価値を追求する」とコメントしている。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER