北洋銀行「豊平支店」移転建て替え、“銀証連携”目指す次世代店舗

金融

 北洋銀行(本店・札幌市中央区)は、「豊平支店」を移転建て替えして9日にオープンさせた。旧豊平支店から約200mススキノ寄りの国道36号線沿い。安田光春頭取が就任して初の支店建て替えでこの日、店舗前で地元関係者を招いたオープニングセレモニーが行われた。IMG_4492(写真は、店舗前で行われたテープカット。左から安田光春頭取、中川昭一・豊平地区町内会連合会会長、渡邊雅寛・豊平はまなすクラブ会長、藤城英樹・丸彦渡辺建設社長、森慶介豊平支店長)
IMG_4509(写真は、入り口に掲げられている「豊平歴史物語」の年表)

 1978年に竣工した2代目の旧豊平支店は、築40年で老朽化してきたため同行は新店舗建設を決め、年明けから工事を進めてきた。竣工した新豊平支店は、豊平4条6丁目に立地。2階建て延床面積591坪(約1953㎡)で旧店舗の倍の面積。約434坪(約1435㎡)の敷地は賃借している。

 新店舗は、ゆとりのあるロビースペースを確保、個室型のコンサルティングブースを1、2階合わせて8室設置した次世代型店舗の位置付け。貸金庫カードを利用すれば行員の取り次ぎなしで利用できる全自動貸金庫は200スペース用意、更に増設も可能という。店舗入り口には「豊平の歴史物語」年表が掲げられ、随所に石山軟石も利用している。

 店舗前で午前8時50分から行われたセレモニーで、豊平はまなすクラブ会長でシステムワーク渡邊雅寛社長や安田頭取、森慶介豊平支店長らが出席してテープカットが行われた。安田頭取は、「豊平ブロック6支店の基幹店であり、来春には完全子会社化する上光証券(本社・札幌市中央区)との銀証連携も視野に入れており、期待している店舗」と話した。新豊平支店は職員40人、パート9人で運営する。
IMG_4517(写真は、オープンした新豊平支店の外観)

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