サッポロドラッグストアー(本社・札幌市北区)は8日、札幌市中央区の「円山まちづくりセンター」で「サツドラ北8条西22丁目店」(仮称)の住民説明会を開催した。大規模小売店舗立地法に基づく説明会で店舗建設予定地の近隣住民ら7人が参加した。
(写真は、建設予定地=上と店舗配置図)
「サツドラ北8条西22丁目店」は、北8条西22丁目3ー1ほかの敷地約882坪(2912㎡)を使って建設。店舗面積は約386坪(1274㎡)。サッポロドラッグストアーが土地所有者から20年間の定期借地をする。駐車台数は法定通りの38台で駐輪台数は28台。出入り口は北側の北8条西線、西側の西23丁目線、南側の北8条中通西線に各1ヵ所ずつ配置する。
営業時間は、最大で午前7時から午後9時50分。オープン予定日は2018年11月29日。
交通量予測調査は、店舗西側の北8条西線と二十四軒手稲通の交差点で実施。利用が多い日曜日の午後で1時間あたり62台の来店があると想定して交差点で渋滞が発生するかを調査したところ、十分な余裕がある結果が出たと報告された。
また、店舗の冷凍設備や換気扇、車のドア開閉音などの騒音調査予測では、予定地の第2種住居地域の環境基準である昼(午前6時~午後10時)55㏈、夜(午後10時~午前6時)45㏈を下回ることが示された。
参加者の質問は、通学路の対策や子どもの道路飛び出しへの注意喚起、工事期間の開示、近くの小学校への告知の有無、地域色のある店舗づくりなど7件あった。所要時間は50分間だった。建物の設計は、総合プランニングセンター(札幌市東区)、施工は丸竹竹田組(同)。