パチンコ太陽グループの旅行代理店、わくわくホリデーは1日、札幌市厚別区新さっぽろの商業施設「サンピアザ」光の広場前に2店舗目をオープンしたのを記念して新さっぽろアークシティホテルで「わくわくの夕べ」と題した祝賀会を開催した。東原俊郎社長は、「わくわくホリデーはまだスタートしたばかりだが、皆様方が楽しんでいただける旅行プランを提供していきたい」と挨拶した。(写真は挨拶する東原俊郎社長)
わくわくホリデーは、倒産した旅行会社を引き継ぐ形でスタート。引き継ぐに当たって東原社長と親交のある弁護士から要請があったほか、20数人の雇用を守る目的もあった。
結果的に、引き継いだ従業員の多くはその後転出したが、新たに採用するなどして小粒でも地域に密着した小回りの効く旅行代理店として業績を伸ばしている。
「わくわくの夕べ」には、サンピアザを運営する札幌副都心開発公社の加藤啓世社長や荒井功厚別区長、上野正三北広島市長、太陽北海道地域づくり財団の本禄哲英評議員など関係者約300人が参加、親交を深めた。
東原社長は「サンピアザとの関わりは古いが、新たに店舗を出すことができた。新札幌や近郊のお客様に楽しい旅行を安心して提供できるように頑張りたい」と挨拶、3店舗目として札幌地下街のオーロラタウンの丸井今井前にも近く出店することも明らかにした。
なお、サンピアザ光の広場前の2号店は5月6日にオープン。店内に絨毯を敷き詰めて高級感を演出しているほかカウンターに特化した案内業務で大手と違った地域密着路線を展開している。リピーターも増えているという。