札幌市内でスポーツクラブの出店競争

経済総合

 札幌市内でスポーツクラブの出店競争が始まっている。東祥(本社・愛知県安城市)の「ホリデイスポーツクラブ」が今春2店舗オープンすることに加え、セントラルスポーツ(同・東京都中央区)も今秋にも1店舗を出店する。DSC_8097(写真は、既に入会案内が始まっている「ホリデイスポーツクラブ東札幌店」)

 東祥は、これまで札幌市内2店舗(札幌北24条店、札幌清田店)を含む道内5店舗の体制だったが、今年3月に「札幌新発寒店」(手稲区新発寒2条1丁目)、4月には「札幌白石店」(白石区東札幌2条2丁目)をオープンさせて道内7店舗体制にする。

 札幌新発寒店は、オリックス(東京本社・東京都港区)が整備した複合商業施設「クロスモール新発寒」内の店舗で、東札幌店はNTT東日本の社宅跡地をテルウェル東日本(本社・東京都渋谷区)が整備した。

 一方、セントラルスポーツは、札幌市東区東苗穂4条2丁目でエムジーリース(同・東京都千代田区)が展開する複合商業施設「アクロスプラザ東苗穂」内に新店舗を9月ころに開業する。セントラルスポーツは、札幌市内3店舗(琴似店、札幌店、山鼻店)を含む道内4店舗を展開しており、東苗穂の施設は道内5店舗目になる。

 全国大手では、「コナミスポーツクラブ」(同・東京都品川区)の「コナミスポーツクラブ」が道内9店舗、ルネサンス(同・同都墨田区)の「スポーツクラブルネサンス」が3店舗をそれぞれ運営。4月にはファスト・フィットネス・ジャパン(本社・埼玉県草加市)が、「エニタイムフィットネス札幌山鼻」をオープンして北海道に初進出するなど、大手中小を含めたスポーツクラブ競争が過熱しそうだ。
 
 なお、地場系では、宮の森スポーツクラブ(本社・札幌市中央区)が道内9ヵ所で展開しており4月には恵庭市内でクラブを開校、オカモトホールディングス(同・帯広市)の子会社、ウェルネスフロンティア(同・東京都墨田区)は「ジョイフィット」を道内22ヵ所で展開している。そのほかにもコシダカホールディングス(東京本社・東京都港区)の子会社カーブスジャパンが展開する「カーブス」が道内67ヵ所にある。

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