「西友旭ヶ丘店」営業しながら改装工事 秋にリフレッシュオープン

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 西友(本社・東京都北区)は、札幌市中央区の「西友旭ヶ丘店」(南8西25)をリニューアルする。営業を続けながら改装を行っており秋にリフレッシュオープンする。IMG_4847(写真は、西友旭ヶ丘店)

「西友旭ヶ丘店」は、当時の大規模小売店舗法(大店法)によって規定された第二種大規模小売店として1992年1月にオープン、今年が25年目。第二種大規模小売店舗とは、店舗面積が500㎡以上3000㎡未満の小売店舗。大規模小売店舗の出店を規制した大店法は2000年に廃止され、より規制が緩やかな大規模小売店舗立地法(大店立地法)に移行している。

 西友は、2002年に米ウォルマートと資本・業務提携、08年に完全子会社になった。北海道では札幌市内9店舗を展開しているが、これまでに「手稲店」(手稲区)、「宮の沢店」(西区)、「西町店」(西区)、「元町北二十四条店」(東区)、「平岸店」(豊平区)の5店舗をリニューアル、新たに衣料の「しまむら」や「サンキ」、「100円ショップ」などのテナントを導入している。
 
 西友の店舗は、これまでEDLP(エブリ・デイ・ロー・プライス)を追求するあまり、実用的な売り場づくりが目立っていたが、リニューアルした店舗は、地場の野菜や水産物を取り入れた地域密着タイプの店舗に仕上がっている。また、集客力を高めるために吸引力のあるテナントを導入するケースが目立っており、一時の低迷期は脱した模様。

「旭ヶ丘店」は、2階テナントの「無印良品」が6月26日で営業を終了、ファションと暮らしの商品も2~3割引きで販売しており1階食品、日用雑貨フロアに先行して改装工事に入る見込み。

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