コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は19日、札幌市東区伏古11条3丁目の「新道店」をリニューアルオープンさせた。新たに直営ベーカリーコーナーを設けたほか、惣菜や水産のコーナーを充実させた。(写真は、リニューアルオープンしたコープさっぽろ新道店)
「新道店」は、売場面積約580坪。リニューアルによって惣菜やデザートの品揃えを充実したほか、水産コーナーでは昨年、移転建て替えした「ほんどおり店」(札幌市白石区)や「二十四軒店」(同市西区)に導入している対面販売も取り入れている。
「新道店」は、コープさっぽろが不振に陥っていた1997年に、当時店舗運営の責任者だった大見英明理事長が「おいしいお店」をコンセプトにリニューアル、コープ再浮上の原点になった店舗。「新道店」をモデルに、その後32店舗をリニューアルして不振脱却に繋がったことで知られている。それだけに大見理事長にとっても思い入れの深い店舗。
大見理事長は、「今回のリニューアルでは、デザート系の強化が大きな眼目。従来の惣菜ライン強化とともに2017年度はデザート強化の路線で既存店改装を進めていく」と話している。