サツドラホールディングス(本社・札幌市北区)の事業会社、サッポロドラッグストアー(同・同)は、ドラッグストアの枠を超えて北海道ならではの良品を集めた「北海道くらし百貨店」の事業をスタートする。6月中旬に商業施設「ノルベサ」(札幌市中央区南3西5)1階にリアル店舗をオープンするとともにネット販売も開始する。(写真は、北海道くらし百貨店の出店予定場所=サッポロドラッグストアー提供)
「北海道くらし百貨店」は、北海道の食品・加工品だけでなく生活雑貨、工芸品などライフスタイルの価値提供も行う北海道の情報発信の場と位置付ける。
事業コンセプトとして①北海道ならではの魅力をもった商品を日本中、世界中に広める②消費者の日常に北海道ブランドを手の届きやすい形で浸透させ、北海道の良品を通じてより良い日常の食卓・生活を提案する③北海道の生産者、作家、企業とともに北海道の経済活性化を目指す――というもの。
リアル店舗1号店をノルベサ1階に設け、「北海道くらし百貨店札幌ノルベサ(仮称)」として6月中旬にオープンする。店舗面積約190坪。オープンに合わせてECサイトも開設、リアルとネットの両面で発信する。1号店に続き、沖縄や首都圏など道外にリアル店舗を展開する予定。