アークス(本社・札幌市中央区)子会社でホームセンター「カインズホーム」を運営しているエルディ(同・同市豊平区)は8日、北広島市と災害時における物資供給協定を締結した。北広島市大曲幸町にカインズ店舗があることから、同市に地震など大規模災害が発生した際に市民生活の早期安定に協力する。(写真は、協定締結後に握手するエルディ横山清社長(アークス社長)=左と北広島市上野正三市長。アークス提供)
エルディと北広島市が締結したのは、「災害時における物資供給の協力に関する協定」。北広島市に地震など大規模災害が発生した際に、北広島市の要請に基づきエルディの物流や店舗を活用して日用生活品や飲料水などを優先的に供給、市民生活の早期安定を図る。エルディは、北広島市が指定した場所に物資を運搬し、北広島市は運搬車両が緊急車両として通行できるように配慮するとしている。
エルディは、カインズ(本部・埼玉県本庄市)と2007年2月に業務提携、フランチャイズ契約を結んだ。08年6月に北広島市大曲幸町にオープンした大規模ショッピングセンター「インターヴィレッジ大曲」に「カインズホームFC大曲店」を新規出店、12年8月にはビバホーム跡に「カインズホームFC花川店」(石狩市)、13年4月にもビバホーム跡に「カインズホームFC星置店」(札幌市手稲区)をそれぞれ居抜き出店している。