札幌“すすきの”の国道36号線沿い北側に新しい飲食店ビル「TOMORU」が完成、9月28日(水)に「松尾ジンギスカン」など4店舗が先行オープンする。同ビルはHBC・北海道放送のグループ企業、HBCビジョン(本社・札幌市中央区)が完成させたビルで、同社にとって初のソシアルビル(飲食店などが入るビル)進出となる。(写真は、TOMORUビル)
HBCビジョンが建設した「TOMORU」は、“燈る”と“友が集う”という二つの意味をかけたソシアルビル。地上10階建てで本物の味と居心地の良さを求める大人の食空間をコンセプトにした今年8月末に竣工した。
テナント数は10で、そのうちマツオ(本社・滝川市)の展開する「松尾ジンギスカン」や「サッポロ・ボーン」、「永山本店」、「紅れや」の4店舗が9月28日に先行オープンする。「松尾ジンギスカン」は直営店として札幌市内6店舗目ですすきのでは初の出店になる。
HBCビジョンは、旅行業や広告代理店業務、保険代理店、HBC駐車場の運営を手掛けており、テナントビルを運営するのは初めて。「TOMORU」の建設費は約4億5000万円とみられる。
(写真は、TOMORUビル全景。右側のビル)