北雄ラッキー(本社・札幌市手稲区)は21日、札幌市東区の「北49条店」(北49東7)をリフレッシュオープンした。2014年7月に建て替えた旗艦店の「山の手店」(同市西区)が好調なため、同店の品揃えなどを参考にMD(マーチャンダイジング=販売政策)を一部切り替えた。(写真は、リフレッシュオープンした北49条店)
「北49条店」は、1975年10月にオープンした同社初の大型店。当時の社名は、山の手ストアーで太平店と呼ばれ、衣料品の「まるせん」との共同出店だった。ワンフロア1000坪の店舗は、アメリカンスタイルの新しい商業店舗として大きな注目を集めた。その後も「まるせん」とは共同出店などで協力関係を構築、82年の合併に向かい、現在の北雄ラッキーが誕生する原点の店舗とも言える位置づけ。
今回のリフレッシュは、商品品揃えのMD改革の一環。旗艦店「山の手店」のMDが順調に推移しているため、主力店舗である「北49条店」にも一部を水平展開することにしたもの。今後も「山の手店」の成功事例を他店舗にも水平展開していくものと見られる。