北の達人コーポレーション(本社・札幌市北区)は22日、東証1部上場の記念祝賀会を札幌市中央区のサッポロファクトリーホールで開催した。ベンチャーキャピタルや金融・証券関係者、ベンチャー企業経営者のほか取引先など約200人が出席した。同社は昨年11月24日に東証2部から1部へわずか1年でスピード昇格している。(写真は、左からアミノアップ化学小砂憲一会長、北の達人コーポレーション木下勝寿社長、札幌証券取引所小池善明理事長)
祝賀会で木下勝寿社長は、「北海道で14社目の東証1部上場企業になることができた。東証1部上場企業は殆ど大企業で、調べたところ平均従業員は約8200人、平均年齢46歳。当社は従業員70人、平均年齢29歳の若くて小集団だが、1部上場を成し遂げることができた。これも多くの皆さんにご支援いただいたから」と話し、「私たちはこれからも前を見て、ただ前を見て進んで行きたい」とSMAPキムタクばりの言葉で締めくくった。
来賓として髙橋はるみ知事に代わって知事室長の浦本元人氏が「北の達人のような成長を遂げる道内企業が続々と現れることを望む」と祝辞を代読、東証執行役員上場推進・マーケット営業担当の小沼泰行氏、明治と日本甜菜製糖が出資している明治フードマテリアの取締役新素材事業部長、曽我俊博氏がそれぞれ祝辞を述べた。その後、アミノアップ化学小砂憲一会長の音頭で乾杯した。
祝賀会では、木下社長が注目する道内ベンチャー企業7社を紹介、各社のトップたちが壇上に上がってピッチを行うイベントもあった。紹介されたのは、アスクゲート・斉藤三寛代表取締役、アットマークテクノ・實吉 智裕代表取締役、ESC・浜田芳彰代表取締役、INDETAIL・坪井大輔代表取締役、OVERFENCE・香月薫児代表取締役会長、五陵化薬・丸山健一代表取締役、ヒューマンリンク・田中紀雄代表取締役。
また、旭川市出身のとにかく明るい安村が登場。ひと通りのパフォーマンスを行った後に会場からお題に応えてSMAP、ベッキーの謝罪ポーズを披露するなど会場を笑いに包むアトラクションなども行われた。
(写真は、ピッチを行うアスクゲート斉藤三寛代表取締役)
(花束を贈る北の達人コーポレーションキャラクターモデルのくみっきー(舟山久美子)=上とパフォーマンスをする旭川市出身のとにかく明るい安村)