ホクレン(本所・札幌市中央区)は、12月1日から上川郡東神楽町と旭川市西神楽地区で移動販売車の運行を始めた。近くに食品スーパーがなく買い物が不便な地域を巡回するもので、ホクレンが移動販売車を導入したのは深川市内に続いて2台目。(写真は、運行を始めた移動販売車と内部=ホクレン提供)
移動販売車の名称は「実り恵み号」で4tトラックを改造して商品を積み込めるようにした。新鮮な魚や肉、食料品、日用雑貨、弁当など約800品目をホクレン商事(本社・札幌市北区)の東神楽店(東神楽町北1条西1丁目)で毎日積み込み、月曜日から土曜日まで各地区を巡回する。
巡回日の前日までに電話予約すると要望の商品を積み込むほか巡回時に要望すると次週の巡回時に商品を届けるサービスも行っている。
移動販売車限定のスタンプラリーも始めている。1000円の買い上げで1ポイントが貯まり100ポイントで500円分の買い物券がもらえる。12月末までは初回利用で50ポイントのサービスを行っている。
ホクレンは、昨年6月に深川市や秩父別町を巡回する移動販売車を初めて導入、今回が2台目。平均日販は現在のところ約7万円だという。ホクレンでは、今後も地域の事情を考慮して移動販売車の導入を進める。