コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は、セブン銀行のATM(現金自動預払機)を30店舗前後の店舗に設置する。まず6日に「倶知安店」(倶知安町)、14日に「富良野店」(富良野市)に設置、来春以降に全道107店舗のうちおよそ3分の1の店舗に導入する。(写真は、コープさっぽろ倶知安店)
セブン銀行は、お客が所持しているどのカードも利用できるように590社を超える金融機関と提携している。コープさっぽろの店舗には、これまで地元の北洋銀行、北海道銀行のほか東京スター銀行などのATMは設置していたがセブン銀ATMは導入していなかった。
手始めに設置する「倶知安店」と「富良野店」は、外国人居住者や長期滞在の観光客が多く、海外発行カードでの現金引き出しニーズが高い。ATM設置でこうしたニーズを取り込み店舗での買い物に結び付けたい考え。なお、北雄ラッキーが昨年3月にオープンさせた「倶知安店」では開店時からセブン銀ATMを設置している。ちなみに、倶知安町の食品スーパー地域一番店はコープさっぽろの倶知安店。