経済産業省北海道経済産業局は10日、7月の「北海道百貨店・スーパー販売動向」、「北海道コンビニエンスストア販売動向」、「北海道専門量販店販売動向」を公表した。いずれの小売り業態も前年同月を上回った。(写真は、ホームセンターのコメリパワー砂川店)
7月の百貨店・スーパー販売額は全店ベースで792億9500万円、前年同月比3・3%増となり4ヵ月連続で前年を上回った。百貨店は新店がないため既存店扱いで販売高180億7100万円、同2・4%増になり2ヵ月ぶりに前年を上回った。衣料品は66億6300万円で同3・4%増、身の回り品は20億2800万円で同6・6%増だったが、飲食料品は56億3200万円で同0・8%減。
スーパーの全店販売額は612億2400万円で同3・4%増、4ヵ月連続で前年同月を上回った。既存店ベースでも同2・3%増、こちらも4ヵ月連続で前年同月を超えた。スーパー全店ベースの部門別販売額は衣料品が39億7600万円と前年同月を2・1%割り込んだものの身の回り品は9億1500万円で同6・5%増、飲食料品も470億6600万円で同3・7%増になった。
地域別でみると、札幌市の百貨店・スーパー販売額は419億9500万円で全体の52%を占め、内訳は百貨店139億9100万円、スーパー280億300万円。全店ベースは前年同月比3・9%増(百貨店3・6%増、スーパー3・8%増)になった。
札幌市以外の地域は、373億円(百貨店40億7900万円、スーパー332億2100万円)で全店ベースは同2・5%増(百貨店1・5%減、スーパー3・0%増)となった。詳細は、http://www.hkd.meti.go.jp/hoksr/depart_super/index2707.htm
コンビニエンスストアの7月販売額・サービス売上高は504億2200万円で前年同月比3・2%増。総店舗数は2867店で同22店増えた。既存店の増減は調査項目の変更で7月から削除された。詳細は、http://www.hkd.meti.go.jp/hoksr/convini/index2707.htm
専門量販店の7月販売額は、家電大型専門店が111億9500万円で前年同月比9・3%増、ドラッグストアは188億6100万円で同3・7%増、ホームセンターは116億3600万円で同5・4%増となった。それぞれの店舗数は、家電大型専門店が前年同月と同数の82店舗、ドラッグストアは同24店増の598店、ホームセンターは同12店増の185店になっている。詳細は、http://www.hkd.meti.go.jp/hoksr/ryouhan/index2707.htm