コープさっぽろ「しがイースト店」(登別市)オープン、大見英明理事長「2014年の到達点を具現化した新店」

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IMG_1514 コープさっぽろ(本部・札幌市)はきょう21日、登別市の「しがイースト店」(美園町1丁目)をオープンさせた。旧店舗を取り壊し建て替えたもので、旧店舗閉店から7ヵ月ぶりにコープの新店舗がお目見えした。午前8時40分からオープニングセレモニーを行い、詰めかけた約300人を前に大見英明理事長が「末永くご利用いただきたい」と挨拶、土地所有者の日本企業観光山下正純代表取締役など関係者とともにテープカットして買い物客を店内に招き入れた。(写真は、オープン前に行列を作った買い物客)
 
 しがイースト店は、コープさっぽろが提携していた志賀綜合食料品店(その後、特別清算)の「イースト店」の営業を承継した店舗。1975年に開店した店舗で老朽化していたため今年3月に取り壊し、新店舗の建設を進めていた。
 
 新・しがイースト店は、店舗面積約650坪。地産池消型店舗として近郊農家の野菜を販売する「イースト農園」や志賀綜合食料品店の時代から続く水産品の対面販売、コープ店舗としては最大級の惣菜コーナーが特長。胆振地区のコープ店舗として初めてエゾシカ肉も取り扱うほか、ドラッグコーナーも設置した。
 
 大見理事長は、「2013年から惣菜強化を目的に既存店改修を実施してきたが、しがイースト店はその到達点だ」と自信を見せた。年間売上高は初年度計画で21億円。東室蘭店、伊達店とともに登別・室蘭地区の基幹店舗と位置付けている。
 
 営業時間は午前9時から午後9時で21日から24日まで4日間連続でポイント10倍、特売価格のセールを行う。土地は日本企業観光、建物は宮坂建設工業の所有でコープさっぽろが賃借する形態。(写真は、コープ店舗として最大級の惣菜コーナーに立つ大見理事長)
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