マックスバリュ北海道(本社・札幌市)は、ディスカウント(DS)業態の食品スーパー「ザ・ビッグ岩見沢店」(岩見沢市2条東12丁目)をリニューアル、24日(金)午前8時にオープンさせる。近隣に同じくディスカウント業態の「スーパーセンタートライアル岩見沢店」(東町)が新規オープンしたため素早く対抗措置を取ることにした。(写真は、ザ・ビッグ岩見沢店)
ザ・ビッグ岩見沢店は、2010年4月に「マックスバリュ」店舗から業態変更したディスカウントスーパー。元々は、マックスバリュ北海道の前身の1社でもある北海道ジャスコの店舗として開店しており、独特の外観や店舗入り口の動線レイアウトにも特徴がある。店舗面積は2693㎡、駐車台数は410台。
今回のリニューアルでは、惣菜売場を従来から1・5倍に拡大、197円弁当など弁当の種類を充実させるほか、コロッケ、天ぷら、揚げ物などの種類と量目を増やす。水産売場では冷凍鮮魚や半調理品の品揃えを拡大、冷凍食品コーナーではワントレータイプの商品、焼きたてを楽しめる冷凍パンなども豊富に揃える。
また、新たなテナントとしてワッツ(大阪市)が展開する100円ショップ「ミーツ」を11月8日に導入する予定。
売場や商品の見直しとともにトイレや内装も一新、快適な買い物環境も整える。通常営業時間は午前7時~午後9時。
DS業態は、消費増税以降の買い物客の節約志向によって追い風を受けている。「ザ・ビッグ」と「スーパーセンタートライアル」は道内で業績を伸ばしているが、2つのDSが近い距離で激突するのは岩見沢市が初めて。