道経産局が大型小売店、コンビニ、専門量販店の6月売上げ公表、百貨店・スーパー不調でもコンビニは堅調

流通

IMG_7591 北海道経済産業局は、6月度の道内大型小売店、コンビニエンスストア、専門量販店の販売動向を公表した。百貨店、スーパーの大型小売店は783億7800万円で既存店ベースは前年同月比1・8%減、新店を含めた全店ベースでも同1・1%のマイナスと3ヵ月連続で前年同月を下回った。天候不順が消費に大きく影響したようだ。(写真=食品が百貨店・スーパーの売上げを牽引している)
 
 6月の百貨店売上高は、164億4400万円。新設がないためすべて既存店だが、前年同月より4・5%落ち込んだ。食料品は49億6300万円で前年同月比0・2%増えたが、衣料品は63億1600万円で同7・2%減、身の回り品も17億8700万円と8・8%落ち込んだ。
 
 スーパーは、619億3400万円。既存店は1・1%減、全店では0・1%減だった。食品は435億3800万円で全店ベース3・3%、既存店ベース2・0%の伸びを確保。しかし、衣料品は47億7400万円となり全店で12・9%減、既存店で11・4%の減。身の回り品も8億8300万円で全店は6・6%減、既存店は5・0%の減少になった。大型小売店販売動向の詳細は、http://www.hkd.meti.go.jp/hoksr/daiten/index2606.htm
 
 コンビエンスストアの販売動向は、444億3000万円で新店を含めた全店ベースで前年同月より2・5%の増加、既存店で も0・2%増加した。総店舗数は2845店で前年同月よりも70店舗増えている。コンビニ販売動向の詳細は、http://www.hkd.meti.go.jp/hoksr/convini/index2606.htm
 
 また、専門量販店の販売動向は、家電大型専門店が97億8300万園(82店舗)、ドラッグストアが168億3300万円(573店)、ホームセンターが115億2500万円(173店)になった。専門量販店の売上高は今年1月から集計を始めたため前年同月との比較はない。専門量販店販売動向の詳細は、http://www.hkd.meti.go.jp/hoksr/ryouhan/index2606.htm

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER