札幌市の外郭団体、一般財団法人さっぽろ健康スポーツ財団が運営する白石温水プール(札幌市白石区)の隣接地約7700㎡を親和商事(札幌市中央区)が取得した。札幌市が所有していた公共不動産で親和商事は7月9日付で売買により取得している。(写真は、親和商事が取得した白石温水プール隣接地)
親和商事が取得したのは、同市白石区平和通1丁目南1の土地で、白石温水プールの西隣と南隣に広がる更地。温水プールを取り囲むような土地になっている。場所は、環状通と平和通が交差する東南の方角に位置する。
土地登記簿によると、この土地はもともと墓地があった場所で札幌市が所有。1968年ころに宅地に地目が変更され、市の関連施設が建っていた。
一般競争入札などでは買い手がなかったため、随時募集売払で親和商事が約2億円で取得した。
用途地域は、第二種住居地域と近隣商業地域。建ぺい率と容積率はそれぞれ60%と200%、80%と300%。利活用策が注目される。