サッポロファクトリーのアクセス向上、地下鉄バスセンター前駅出入口を新設の医療施設敷地内に移設

社会・文化

P1080303P1080306 ショッピングセンターのサッポロファクトリー(札幌市中央区北2東4)に最も近い地下鉄バスセンター前駅の出入口狭隘化が解消される。大通東4に建設される民間医療施設が、敷地内にエレベーターを併設した地下鉄出入口を設置、ファクトリーへのアクセスが大きく改善される。建物が完成する2016年4月から利用が始まる。(写真左は、地下鉄東西線バスセンター前駅の8番出入口。写真右は医療施設の建設地)
 
 地下鉄東西線バスセンター前駅からサッポロファクトリーに最も近いのは、大通東4の北側にある8番出入り口。地下鉄が開通した1973年当時に作られた出入り口で40年が経過した現在は地上部の変化に対応できていない。この8番出入口は、93年にオープンしたサッポロファクリトーに最も近いため利用が多いが、通路幅は1・5mで歩行者がすれ違うのがやっとという状態。
 また、歩道上に開口部があるため歩道幅が狭くなっておりボトルネックも発生していた。
 
 今回、この8番出入口に近い大通東4に民間医療施設が建設されることに伴い、地下鉄出入り口を施設内に取り込み階段通路幅を拡大するとともにエレベーターも併設されることになった。
 
 建設される医療施設は、札幌スポーツクリニックの施設で、現在の札幌時計台ビル(北1西2)内から移転して建設される。同クリニックと調剤薬局が入り、敷地面積1460㎡の土地に地下2階、地上6階、延べ床面積約6000㎡の建物になる。
 8番出入口は15年6月に取り壊され、医療施設が完成する16年4月から利用できるようになる。
(※2014年7月19日記事一部修正)

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