コープさっぽろ常勤役員人事、新常務理事に岩藤正和氏と旧拓銀出身の会田彰氏、中島則裕氏は専務理事昇格

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IMG_7651 コープさっぽろ(本部・札幌市)は5日の通常総代会で山口敏文専務理事(62)と福田信常務理事(66)の退任、中島則裕常務理事(55)の専務理事昇格、岩藤正和氏(56)、会田彰氏(61)の常務理事就任など常勤役員人事を決定した。(写真は、総代会で退任の挨拶をする山口敏文専務理事)
 
 
 
 山口氏は、コープ十勝専務理事から統合によって2008年6月コープさっぽろ専務理事に就任、退任後に北海道生活協同組合連合会専務理事に就く、福田氏は旧拓銀の資金証券部長を務めた後、RCC(整理回収機構)札幌支店長、08年6月からコープさっぽろに転じ10年6月に常務理事。退任後は顧問として1年間コープに在籍する予定。
 
 常務理事に就く岩藤氏は、プロパーでコープさっぽろ商品本部長を務めていた。また、会田氏は旧拓銀出身でカツキ専務を経て今年4月にコープにさっぽろ入り管理本部長補佐。福田氏の後任として財務面を管掌する。任期は2年。
 
 退任する山口専務理事は総代会での挨拶で「コープの業績が良くなってきたのは、組合員の声や要望を聴いて改善や実現に取り組んできたから。以前はあれをやってはだめなどダメコールが多かったが、今は提案型の意見が多く、子育てや森づくり、高齢者見守りなど社会貢献などへのお褒めの言葉をいただけるようになった」と述べたうえで、「協同組合は組合員の出資と利用、運営で成り立っている。そこが一般の企業と違うところで今後もこのことを大事にしてコープさっぽろの進化発展を願っている」と結んだ。

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