コープさっぽろ(本部・札幌市)は、30日午前9時に「美園店」(札幌市豊平区美園6条7丁目)をリニューアルオープンした。約1億2千万円を投じてドラッグコーナーを増床したり、惣菜部門のオープンキッチン化、リカー売場の充実を図った。「ピーク時の年商19億円まで2割の売上げ増を目指したい」(横澤秀明執行役員店舗本部長)と言う。(写真左は美園店の外観、写真右はオープンキッチンスタイルの惣菜コーナー)
「美園店」のリニューアルは13年ぶり。6日間臨時休業してレイアウト変更やリーチイン冷凍庫の導入、惣菜部門のオープンキッチン化、売場内に組み込まれていたドラッグ部門を移設してコンドラを増やし扱い品目を増やした。また、リカー売場はワインやウイスキーの品揃えを拡充した。店舗面積は遊休スペースの活用で約1割増え、560坪程度になっている。
畜産部門は、これまでセンターから運んでくるアウトパック対応だったが、今回、イントスアでパック詰めなどができるようにした。
午前9時のオープン前には、約80人が開店を待った。店舗内のオープン特価品とともに屋外のテントコーナーでは、にんじんなど野菜類の300円詰め放題に人だかりがしていた。
コープさっぽろのリニューアル計画として6月に「西岡店」(札幌市南区澄川6条4丁目)、7月「忠和店」(旭川市忠和5条8丁目)、8月「パセオ川沿店」(苫小牧市川沿6丁目)が予定されており、建て替えによる新店で「北郷店」(札幌市白石区北郷2条4丁目)が8月初旬にオープンする。